パートナー間のお金:口座をどう分け、どう話し合うか
移住したばかりの家庭では、収入の構成が変わること(一方が先に働き、もう一方があとから働く)がよくあり、それまでの取り決めを話し合い直す必要が出てきます。
まず、どれが共同の支出かをはっきりさせる
家賃、水道光熱費、食費、保険、子どもに関する費用は、通常、共同の支出に入ります。個人の消費との境目は、二人で決めます。
先に合意をつくってから口座の形を選びます。順番が逆だと、ずっと言い争いになります。
よくある三つの形
すべて共同、すべて別々、または共同口座で共同の支出を払いつつ各自の個人口座も残す形です。三つ目は、収入の差が大きい家庭でよく採られています。
どれが優れているということはなく、大事なのは二人ともルールを分かっていることです。
- 実際にできること
- 共同口座の引き出し権限と通知の設定を確認する
- 緊急のときに、相手が必要な情報にアクセスできるかどうかを確認する
定期的な照合を習慣にする
月に一度、20 分で、口座残高、大きな支出、これから支払うお金を確認します。定期的に話すほうが、何か起きてから話すよりずっと楽です。
クレジットはそれぞれ別のもの
米国では、クレジットヒストリーは通常、個人ごとのものです。一方に良好な履歴があっても、もう一方が自動的に同じになるわけではありません。
渡米したばかりの家庭で、クレジットヒストリーを築いているのが一方だけの場合は、もう一方の状況にも気を配っておく価値があります。具体的なやり方は、資格のある専門家に確認してください。
収入が始まる時期がずれている期間
移住した家庭によくあるのは、一方に先に収入ができ、もう一方はまだ待っているという状況です。この期間にいちばん積もりやすいのは、「誰が誰のお金を使っているのか」という感覚です。
実務上役に立つのは、この期間をはっきり一つの段階として扱い、どのくらい続く見込みか、その間どうするか、どんな場合に話し合い直すかを明確にしておくことです。期限のある取り決めは、期限のない取り決めよりもずっと受け入れやすくなります。
二人とも、それらの口座が分かるようにしておく
よくある分担は、一人がすべての請求書と口座を担当し、もう一人はまったく触れないという形です。効率の面では理にかなっていますが、もう一人が必要なときにまったく入れないというリスクがあります。
そのため、少なくとも次のことはしておきます。二人とも、どんな口座があり、どの機関にあり、どうログインするかを知っていること。二人とも管理する必要はありませんが、二人とも内容が分かるようにしておく必要があります。当サイトには、請求スケジュールを作ったあと、現実とずれないようにする方法についての別の記事があります。当サイトには、支払期日が同じ週に集中しているとき、その多くは調整できることについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、二人で話し合ってはっきりさせておける題目と記録の方法です。口座の分け方や配分の方法を勧めるものではなく、金融機関や商品を推薦するものでもなく、誰かの財務状況や関係の状態を評価するものでもなく、財務上または法律上の助言にもあたりません。権利や義務に関わる問題は、資格のある専門家に相談してください。
ポイント
まず共同の支出を定義してから口座の形を選び、引き出し権限と緊急時のアクセスを確認し、毎月定期的に照合し、二人のクレジットヒストリーは別々であることに注意します。