お金が全部の支払いに足りないとき:先に対処する順番の考え方
渡米直後で収入がまだ安定していないときや、ある月にたまたま大きな一度きりの支出があったときには、「今月のお金では全部を払いきれない」という状況に出くわすことがあります。そのときに必要なのは、順番をつける方法です。
まず全部を書き出す
順番を決める前に、今月支払うものを一件ずつ書き出します。項目、金額、期限です。記憶だけで並べないでください。記憶だけで並べると、あまり出てこない項目を漏らしてしまうからです。
当サイトには、請求書の支払いスケジュールについての別の記事があります。その表をすでに使っているなら、この手順はそれを開くだけです。
三つに分類する
分類の基準は「払わなかったら何が起こるか」であって、金額の大きさではありません。
- 実際にできること
- 住まいと基本的な生活の維持に影響するもの
- はっきりした期限があり、遅れると結果が伴うもの
- 先延ばしや一時停止ができるもの
三つ目の分類を先にひととおり見る価値がある
あれこれ考え始める前に、まず三つ目の分類の中に、そのまま解約や一時停止ができるものがないかを見ます。サブスクリプション、会員費、あってもなくてもよいサービスなどです。この種類を片づけるだけで、不足分の一部が埋まることもあります。
当サイトには、自動引き落としの定期的な点検についての別の記事があります。お金が足りない月は、ちょうどこれをやる良い機会です。
事後の説明より事前の連絡が役に立つ
ある一件が確実に払えない、または遅れると分かったら、相手から連絡が来るのを待つのではなく、期限の前に自分から連絡します。多くの機関には相談の余地がありますが、その余地はたいてい期限の前にしかありません。
連絡するときは、どんな選択肢があるか、何をする必要があるか、そしてその取り決めがどう記録されるかをはっきり聞きます。
その月のことを記録する
今月の不足額、自分が下した決定、そしてその後に起こったことを書き留めておきます。使い道は次の機会です。こうした状況はたいてい一度きりでは終わらず、二度目のときには前回どう対処したかを知りたくなるものです。
あわせて、不足の原因も書いておきます。原因が一度きりのものなら問題ありません。何か月も続けて起こるなら、それは別の次元の問題です。当サイトには、渡米後の最初の数か月の支出を二つの欄に分けて見ることについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、整理と順番づけの方法です。個人の財務状況は一切評価しておらず、金額、割合、優先順位の具体的な内容も勧めておらず、支払いが遅れた場合の結果や規定も述べておらず、金融や法律面の助言にもあたりません。必要な場合は資格のある専門家にご相談ください。
ポイント
まず全部を書き出してから順番をつけます。基準は金額ではなく「払わなかったら何が起こるか」です。解約できるものがないかを先に見ます。遅れるものは期限の前に自分から連絡し、その月のことを記録しておきます。