端末が米ドルか現地通貨かを尋ねてきたら:どちらを選ぶかで両替する相手が違う
当サイトには、海外でアメリカのカードと口座を使うとき、出発前に一つ尋ね、帰ってから一度照合することについての別の記事があります。そちらは旅行全体の準備です。この記事は、カードを通すあの三秒間に画面に出てくる、あの一問を扱います。
あの一問は実際には何を尋ねているのか
現地通貨を選ぶと、店は現地の金額をそのまま送り、両替はあなたのカード発行会社の側で行われます。米ドルを選ぶと、両替はカードを通したその端末が属するシステムの中で先に済まされ、カード発行会社に届くときにはすでに米ドルになっています。
つまり、あの一問が尋ねているのは「誰の為替レートか」であり、どちらの通貨なら読んで分かるかは表面にすぎません。両者にはそれぞれ独自の提示レートと上乗せ分があり、画面には通常、そのうち片方の結果しか表示されません。
画面に見えているあの一行の、どこを見るか
米ドルを選ぶ側では、端末が換算レートを画面やレシートに表示することがあり、パーセンテージが添えられていることもあります。その数字は相手側が自分で決めたものなので、二秒余分に見る価値があります。
当サイトには、現金を引き出すと手数料を二度取られる、その二つは別々の相手が取っていることについての別の記事があります。ATM では、この一問のほかにさらに二つの層があります。
現地通貨を選んだ場合、その場では最終的な米ドルの金額は見えません。口座に計上されてはじめて現れます。こちらは後になってからでないと照合できません。当サイトには、レシートに書かれた数字と口座に出てくる数字が違う、チップの分は後から確定することについての別の記事があります。同じ「その場では最終金額が見えない」状況です。
ボタンを押すのは店員であることが多い
店によっては端末があなたに尋ねず、店員がそのまま代わりに押してしまいます。気づく方法は、レシートに二種類の通貨が並んでいるかどうかを見ることです。並んでいれば、その取引はすでに両替済みです。
その場で変えたいなら、取引が完了する前に伝える必要があります。完了したあとは、たいてい取り消してカードを通し直すことになります。そこまでする価値があるかどうかは、金額の大きさ次第です。
ATM も同じことを尋ねてくる
海外の ATM で現金を引き出すと、画面に同じ組み合わせの選択肢がよく出てきます。書き方は「保証レート」や「あなたの通貨で請求」といったものかもしれません。仕組みはカード払いのときのあの一問と同じです。
あわせて、ATM の側が別に手数料を取ることがある点にも注意します。それは両替とは別の話です。当サイトには、口座に出てくることのある手数料の名目と、その確かめ方についての別の記事があります。
帰ってから一度照合して、はじめて実際に何が起きたかが分かる
請求書(明細)にはその取引の米ドルの金額が載り、カード発行会社によっては元の通貨と金額も記載されます。何件かをまとめて見ると、どの回がどちらの側を通ったのかが見えてきます。
当サイトには、両方の国に口座があるとき、記録は分け、為替レートはその時点のものを書き留めることについての別の記事があります。旅行中の数日間の記録も同じ方法で残しておくと、帰ってからの照合がずっと早くなります。
出発前に先に尋ねておける二つのこと
一つ目は、あなたのカードが海外での取引に別途の手数料を取るかどうか、取るならどう計算するかです。二つ目は、カード発行会社がどの日の為替レートを使うのか、つまりカードを使った日なのか、計上された日なのかです。この二つはカスタマーサービスの電話で確認できます。
当サイトには、金融機関にかけるあの一本の電話で、どの用件が電話で済むのかを先に見分けることについての別の記事があります。この二つの質問は、電話で聞ききれる部類に入ります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、あの一問が何を尋ねているのか、そして後からどう照合するかです。どちらの為替レートが有利か、実際にどれだけ差が出るかは、その時々の提示レートと各社の規則によって変わるため、ここでは比較もせず、助言もしません。
実際の手数料と為替レートの規則は、あなたのカード発行会社の正式な説明が基準です。疑問のある取引は、その会社の正式な手続きで対応してください。
ポイント
海外でカードを使うときに画面が米ドルか現地通貨かを尋ねてきたら、あの一問が尋ねているのは「誰がこの両替をするか」です。現地通貨を選ぶと、両替はあなたのカード発行会社の側で行われます。米ドルを選ぶと、カードを通したその端末が属するシステムが先に両替を済ませてから送ります。両者にはそれぞれ独自の提示レートと上乗せ分があります。米ドルを選ぶ側の換算レートは画面やレシートに表示されることがあり、パーセンテージが添えられていることもあるので、二秒余分に見る価値があります。現地通貨を選んだ場合は、口座に計上されてはじめて最終金額が見えます。店によっては端末が尋ねず、店員がそのまま押してしまいます。レシートに二種類の通貨が並んでいるかどうかを見れば分かります。ATM も同じことを尋ねてきますし、そちらでは別に手数料を取られることがあり、それは両替とは別の話です。帰ってからその数件をまとめて照合すれば、どの回がどちらの側を通ったのかが見えてきます。出発前に先に尋ねておけることは二つあります。カードが海外での取引に別途取る手数料の計算方法と、カード発行会社がどの日の為替レートを使うかです。