米国を離れるとき、口座はどうするか:残してもコストはゼロではなく、閉じてもリスクはゼロではありません
当サイトには、口座を閉じるときの順番についての別の記事があります。離れる前、多くの人は「口座を残すかどうか」と考え、情報が足りないまま二者択一をします。実際には、この判断には先に確認できる前提がいくつかあります。
まず三つを確認する——答え次第で、選択肢があるかどうかが決まる
口座によっては、米国の住所や米国の電話番号がなくなると維持が難しくなるものがあり、それは自分で決められることではありません。ですから、決める前にきちんと確認し、推測に頼らないでください。
規定は機関によって大きく異なり、変わることもあります。尋ねるのは次の三つで、答えは書き留めておきます。
- 実際にできること
- 米国の居住住所がなくなったあとも、この口座は使い続けられますか?住所はどのような形式のものが認められますか?
- ログインや本人確認に米国の電話番号は必要ですか?別の番号に替えた場合でも、入れますか?
- 長期間動きがない場合、何が起こりますか?どのような方法で通知されますか?
「残す」は、維持が必要なことと考える
口座を残すことは、維持が必要な選択肢を選ぶことです。維持するのは三つ、郵便を受け取れる住所、ログインできる本人確認の手段、そしてときどき確認する習慣です。
当サイト(ツールサイト)には、自分のアカウントに入れなくなったとき、復旧の手段も一緒に行き詰まりがちであることについての別の記事があります。当サイト(ビザサイト)には、自分の email と電話番号にどれだけのものがひも付いているかについての別の記事があります。国外にいるときは、その連鎖が切れると修復が特に難しくなります。
「閉じる」には時間の余裕を持たせる——最後の1週間にやらない
当サイトには、口座やカードを解約するとき、順番を間違えると長引くことについての別の記事があります。その記事では、順番は「先に移す、次に様子を見る、最後に閉じる」だと述べています。この三つのステップには時間が必要で、しかもその間は通知を受け取れる状態でなければなりません。
同じ記事では、返金がすでに閉じた先に戻ってくることにも触れています。出国前はこの点に特に注意が必要です。最後の数週間は、敷金(デポジット)、退去、解約に伴う返金がまだ途中にある可能性がいちばん高い時期だからです。
残すにしても閉じるにしても、まず記録を持ち出す
明細書、支払いの記録、そして番号の付いたやり取りはすべて、まだログインできるうちにまとめてダウンロードします。あとで入れなくなると、これらは人手による申請に頼ることになり、国外にいるとその道のりはとても長くなります。
当サイト(ビザサイト)には、米国を離れる前に、ここでしか入手できない記録はどれかについての別の記事があります。当サイトには、支払いの証明をどのくらいの期間、どの種類を残すかについての別の記事があります。口座に関する一式も、同じ扱いに含まれます。
自動引き落としは先に止め、本当に止まったことを確認する
この口座にひも付いたサブスクリプションや引き落としは、出国したからといって止まりません。残高に問題が出るまで引き落とされつづけるか、知らないうちに失敗します。
当サイトには、急いで解約しないこと、一時停止と解約は同じではないことについての別の記事があります。永久にではなく一定期間だけ離れるのであれば、まずその選択肢について尋ねます。
当サイトには、自動引き落としは定期的に見直すことについての別の記事があります。当サイトには、カードや口座を替えるとき、更新が必要な場所は覚えているより多いことについての別の記事があります。出国前にそのリストをひととおり確認し、止めたあと1サイクル置いてからもう一度確認します。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、尋ねるべき質問と記録の扱い方です。いかなる金融機関の規定、条件、手数料も説明しておらず、居住、滞在資格、税務に関するいかなる義務も説明せず、残すことも閉じることも勧めず、いかなる機関も推奨せず、財務、法律、税務上の助言にも当たりません。
実際のルールは、ご利用の金融機関の正式な説明が基準です。税務や滞在資格に関わる問題は、決める前に資格のある専門家にご相談ください。
ポイント
まず三つを確認します。米国の住所がなくなっても使えるか、本人確認に米国の電話番号が必要か、長期間動きがないとどうなるか。残すことは、維持が必要な選択肢を選ぶことです——住所、本人確認の手段、ときどきの確認。閉じるなら、「先に移す、次に様子を見る、最後に閉じる」を進める時間を確保します。しかも出国前は、返金がまだ途中にあることが特に起こりやすい時期です。残すにしても閉じるにしても、まず明細書と番号の付いたやり取りをまとめてダウンロードし、自動引き落としを止めたあと1サイクル置いてからもう一度確認します。