大きな出費に向き合うときの考える順序
渡米して最初の一年には、大きな出費がいくつも出てきて、しかも同時に起きることがよくあります。決まった順序があれば、後悔を減らせます。
ステップ 1:時間のプレッシャーが本物か、作られたものかを見分ける
「期間限定の特典」は、たいていもう一度やって来ます。本当に時間のプレッシャーがあるのは、生活を回すことに結びついているものです(車がないと出勤できない、ベッドがないと眠れない)。
本当に急ぐものを選び出せば、ほかは順番待ちにできます。
ステップ 2:単価ではなく総費用を計算する
車は車両価格だけでなく、保険、ガソリン、修理、駐車もかかります。家電は販売価格だけでなく、設置と電気代もかかります。
一年間持ったときの総費用を計算して初めて、公平に比べられます。
- 実際にできること
- 購入費用、毎月の固定費用、見込まれる維持費用を書き出す
- 代わりの選択肢(借りる、中古、当面は買わない)があれば、それも一緒に計算する
ステップ 3:支払い方法の代償を確認する
分割払いとローンには、それぞれの費用の仕組みがあります。金利ゼロのプランは、条件と、支払いが遅れたあとのルールを確認します。
どんな借り入れでも、条件は契約書の文言が基準です。はっきりしない点は、署名する前に尋ねて明らかにします。
ステップ 4:しばらく時間を置いてから決める
急ぎでない大きな出費は、一週間置いてからもう一度見ます。衝動の多くは一週間後には収まりますが、本当に必要なものはそうなりません。
ステップ 5:どう売るか、どう手放すかを先に決めておく
大きなものは、いつか手放す日が来ます。引っ越し、車の買い替え、この土地を離れるときです。買う前に一度考えてください。これはあとでどう処分するのか。売れるのか。持って行けるのか。
渡米したばかりの人は、最初の数年は変化が大きいため、特にこの問いを立てる必要があります。とてもお得でもまったく持って行けないものは、手放す段階まで含めて実際の費用を計算しなければなりません。
決めるだけでなく、決めたことを書き留める
決めたあとに一行書きます。何を買ったか、なぜか、そのときどんな代わりの選択肢を考えたか。30 秒で済むことです。
使い道は次の機会にあります。大きな出費は渡米 1 年目に何度も出てきますし、二度目のときには、前回どう判断したのか、その後それが正しかったのかを知りたくなります。当サイトには、1 年目にだけ出てくる一回限りの費用についての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、自分でたどれる考える順序です。金額、割合、支払い方法を勧めるものではなく、商品、機関、ローンの組み方を推薦するものでもなく、個人の財務状況を評価するものでもなく、財務上の助言にもあたりません。
ポイント
時間のプレッシャーが本物かどうかを見分け、一年間の総費用を計算し、支払い方法の代償を確認し、急ぎでないものは一週間待ちます。これは判断の枠組みであり、財務上の助言にはあたりません。