よくある金融詐欺に共通するいくつかの特徴
来たばかりの人はよく狙われます。制度に慣れておらず、何が普通なのかも確信が持てないからです。この記事では見分け方を説明します。
特徴 1:時間のプレッシャーをかける
「今日中に」「今すぐ」「さもないと逮捕される、あるいは強制退去になる」。正規の機関は時間を与えてくれますし、書面での手続きもあります。
切迫感は、確かめる時間を与えないためのものです。急かされていると感じたら、それ自体がサインです。
特徴 2:特定の支払い方法を求める
ギフトカード、個人口座への電信送金、暗号資産、プリペイドカード。政府機関がこれらの方法で支払いを受け取ることはありません。
求められる支払い方法が取り戻しにくいものであるほど、疑わしくなります。
- 実際にできること
- 支払いを求める電話を受けたら、切って、自分で公式の番号を調べてかけ直す
- 相手が示した番号やリンクは使わない
特徴 3:秘密にするよう求める
「家族には言わないで」「これは機密の捜査です」。この一点だけで、ほぼ判定できます。正規の手続きが、家族に秘密にするよう求めることはありません。
特徴 4:発信者番号の表示が本物に見える
発信者番号の表示は偽装できるため、公式の番号のように見えても本物とは限りません。email の差出人やウェブサイトのアドレスも同じです。
確かめる方法はいつも同じです。自分で公式の窓口から番号を調べ、自分でかけ直します。
すでに情報を渡してしまった場合
すぐに自分の銀行またはカード発行会社に連絡し、信用情報機関でアラートを設定することも検討してください。動きが早いほど、対処できることが多くなります。
関連する通報窓口とその後の対応は、公的機関の案内が基準です。
相手を見極めなくても、決まったやり方は持てる
上の数項目は予備知識ですが、その場で見分けられることを前提にしています。ところが人は、急かされているときに見分けるのがいちばん苦手です。本当に身を守ってくれるのは、相手を見極めなくても実行できるいくつかのルールです。見分けられなかったときにも、そのルールは成り立つからです。
当サイト(ツールサイト)には、留守番電話と知らない番号からの着信について、まず自分の側の設定を整えておくことについての別の記事があります。当サイト(賃貸サイト)には、最初のお金を支払う前に、相手とその物件との関係をまず確認することについての別の記事があります。二つの記事が使っているのは同じ原則です。
- 実際にできること
- 受け身で受けた連絡では、その連絡の中でいかなる情報も渡さない
- 相手が示した番号、リンク、口座あてには返信も支払いもしない
- お金の支払いを求められることは何であれ、一晩置いてからにする。本当に間に合うことは、一晩置いても間に合う
- 誰にも言わないよう求められたことは何であれ、まず誰か一人に話す
渦中で判断するより、事前に自分と連絡方法を決めておくほうが確実
今、20 分かけて二つのことをしておきます。一つは、取引のある機関の公式の番号を携帯電話に保存することです。請求書、カードの裏面、すでに使っている公式アプリから書き写し、検索結果のいちばん上に出てくるものは使いません。もう一つは、次のことを決めておくことです。「相手が何と言おうと、必ずこの保存した番号から折り返す」。
当サイト(ツールサイト)には、カスタマーサービスに電話するときの音声メニューの構造と、担当者につながる方法についての別の記事があります。事前に番号を保存しておく価値はここにあります。必要になったとき、どの番号が本物かをその場で判断しなくて済みます。
当サイト(ツールサイト)には、自分から連絡するとき、見つけたのが正しい番号と正しい入口であることをまず確かめることについての別の記事があります。事前に番号を保存しておくことについては、その記事のほうが詳しく説明しています。
この記事の範囲
この記事で挙げているのは、自分で気をつけられる共通の特徴と確かめ方です。特定の相手やメッセージを判断するものではなく、いかなる機関を代表するものでもなく、法律上または財務上の助言にもあたりません。具体的な状況に遭ったときは、自分で確かめた公式の窓口を通じて確認し、必要に応じて地元の所管機関に通報してください。
ポイント
時間のプレッシャー、特殊な支払い方法、秘密にする要求、偽装された発信者番号表示。この四つの特徴のうち一つでも当てはまったら、立ち止まるべきです。必ず自分で公式の番号を調べてかけ直します。