レシートにある数字と違う数字が口座に出る:チップの分はあとから確定する
当サイトには、カードに先に押さえられる金額と、それがガソリンスタンド、ホテル、レンタカーでよくあることについての別の記事があります。その記事が扱うのは、押さえられた利用枠です。この記事は同じ仕組みの別の姿で、金額は押さえられるだけでなく、あとから書き換えられもします。
カードを通した瞬間、機械が処理するのはどの数字か
伝票が届き、カードを店員に渡し、機械に一度通される。その一度で処理されるのは料理の金額です。チップはそのあとで自分が紙に書くもので、そのときカードはすでに手元に戻っています。そのため、その場で送信されるオーソリゼーション(承認)には、チップが入っていません。
店員が閉店後に、その紙にある合計額をシステムに入力します。この段階で初めて、オーソリゼーションが実際の請求に置き換わります。この処理はたいていその日の営業が終わってから行われ、お金が実際に口座から出ていくまでには、さらに一、二営業日かかります。
だから数字が二つ見える
カードを通した直後の数時間、アプリに表示されるのは料理の金額で、状態にはたいてい保留中といった言葉が書かれています。一日か二日たつと、その一件がチップ込みの合計額に変わります。新しい一件が増えるわけではありません。
二度引き落とされたように見える場合、その多くは、同じ一件の二つの段階を別々の時点で見ているだけです。見分ける方法は、金額ではなく、その一件の状態と日付を見ることです。
あのレシートはなぜ二枚あるのか
テーブルにはたいてい紙が二枚残されます。一枚には店舗控え、もう一枚にはお客様控えと書かれています。店舗控えのほうにチップを書いて署名し、もう一枚を持ち帰ります。持ち帰った一枚は、自分がいくら書いたかを記録している、手元で唯一のものです。
そのため、その紙は金額が確定するまで残しておく価値があります。当サイトには、支払いの証明はいつまで、どの種類を残すかについての別の記事があります。この種のものの保存期間は短く、明細書で正しい金額を確認できるまで持っていれば、捨ててかまいません。
計上された金額が違っているとき
いちばん多いのは、チップの欄が読み間違えられた場合や、合計の欄がチップと合っていない場合です。手元のレシートはこのときに使います。日付があり、金額があり、自分の筆跡があります。まず店に電話します。多くの場合、店の側で直せます。
店で直せないとき、あるいは連絡がつかないときに初めて、カード発行会社の側に進みます。当サイトには、身に覚えのない請求を見つけたときの対処の順番についての別の記事があります。その記事の順番はここでもそのまま当てはまります。ただ今回は、その一件がもともと何だったのかを自分が知っています。
同じ仕組みが使われる場面
レストランのほかに、理髪、料理の配達、タクシー、ホテルの客室清掃でも、同じ二段階の方式が使われることがあります。共通点は、カードを通した時点では金額がまだ確定しておらず、相手があとから入力するのを待つ必要があることです。
当サイト(ツールサイト)には、表示価格のほかにいくら支払うのか、売上税とチップの実際の計算方法についての別の記事があります。その記事が扱うのはいくら渡すかで、この記事が扱うのは渡したあとに口座の上でどう動くかです。
照合するときは、時間差を計算に入れる
月末に照合するとき、最後の二、三日の取引はまだ確定していないことがあります。これらは次の期に照合します。そうしないと、「まだ確定していない」ものを「金額が違う」ものと取り違えてしまいます。
当サイトには、「もう払った」とはいつのことか、一件の支払いには実は三つの時点があることについての別の記事があります。チップの場合は、その三つの時点の差がいちばんはっきり現れる例の一つです。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、口座の上で何が見えるか、そしてどう見分けるかです。オーソリゼーションが請求に変わるまでにどのくらいかかるか、店が自分で修正できるかどうかは、カード発行会社ごと、店ごとに違い、利用しているカード発行会社の説明が基準です。
ここでは、いかなる金額ややり方も勧めておらず、いかなる取引に問題があるかどうかも判断していません。異議を申し立てるかどうか、どう申し立てるかは、利用しているカード発行会社の正式な手続きに従ってください。
ポイント
レストランでカードを通した時点で機械が処理するのは料理の金額で、チップはそのあとで紙に書くものです。そのため、その瞬間に送信されるオーソリゼーションにはチップが入っていません。店が閉店後に合計額をシステムに入力し、お金が実際に口座から出ていくまでには、さらに一、二営業日かかります。そのため、カードを通した直後に見えるのは料理の金額で、状態は保留中です。一日か二日たつと、その一件がチップ込みの合計額に変わり、一件増えるわけではありません。二度引き落とされたように見えるのは、多くの場合、同じ一件の二つの段階です。見分けるには金額ではなく状態と日付を見ます。テーブルにある二枚のレシートのうち、持ち帰る一枚は、チップの金額を記録している手元で唯一のものです。金額が確定するまで残しておきます。金額が違っていたらまず店に電話します。多くの場合は店の側で直せ、直せないときに初めてカード発行会社に進みます。理髪、料理の配達、タクシー、客室清掃でも同じ仕組みが使われます。月末の照合では最後の二、三日の取引がまだ確定していないことがあるので、それらは次の期に照合します。